乳酸菌の便秘改善効果とは?乳酸菌が効かない場合とは?

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乳酸菌を積極的に摂取しようかな…と考えている人は、「便秘改善効果」を期待してのことが多いでしょう。少し前には「便秘改善=食物繊維」と言われていましたが、今では食物繊維と同じくらい乳酸菌に便秘改善効果があることが知られてしますから、それも当然と言えますね。しかし何故、乳酸菌が便秘改善に繋がるのでしょうか。

便秘の人の腸内環境はこうなっている!

ヒトの腸内は「腸内フローラ」と呼ばれるように無数の細菌が住み着いています。健康な腸の場合「善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7」の比率になっています。

 

ご存知の通り善玉菌は良い働きをする細菌で、善玉菌が優勢になっている状態では腸内は本来あるべき弱酸性に保たれており、悪玉菌の活動が制限されるため腸内環境が整っています。

悪玉菌>善玉菌のバランスになると便秘に

しかしもしこのバランスが崩れ、悪玉菌が善玉菌より優勢になるとどうなるのか。悪玉菌は有害物質を発生させるため腸内はアルカリ性に傾き、腸の蠕動運動が阻害されて腐敗物が腸内に溜まってしまいます。

 

つまり、これが便秘というわけです。便秘によって体に老廃物が溜まっている上に悪玉菌が作り出す有害物質も加わって、腸内環境はますます悪化し、負のスパイラルに陥ってしまうのです。

乳酸菌の腸内での便秘解消への2つの働きかけ

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この負のスパイラルを断ち切るために役立つのが、乳酸菌です。

腸内を酸性に導く

乳酸菌はオリゴ糖などの糖を分解して乳酸、つまり酸を作り出し腸内を酸性へと導きます。腸内が酸性になると悪玉菌の数が減り、代わりに善玉菌が活性化します。

悪玉菌の排除をしてくれる

そのうえ乳酸菌それ自体も生きて腸に届いた場合はそこで悪玉菌の排除に貢献しますし、胃酸で死んでしまった乳酸菌であっても腸内に住む善玉菌の餌となってくれるため、いずれにしても善玉菌のサポート役として活躍してくれます。こうして腸内環境が整えば自然と腸の蠕動運動も活性化し、便秘改善へと繋がるわけです。

乳酸菌を飲んでも便秘改善効果が見られない?

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しかし中には、「乳酸菌を飲んでいるけれどちっとも便秘改善効果が見られない…」という人もいます。この場合、考えられるのは「乳酸菌で改善されるタイプの便秘ではない」という可能性です。

 

便秘はその原因によって幾つかの種類に分けることができます。そのうち乳酸菌が効果を発揮してくれるのは「弛緩性便秘」と呼ばれるものだけだからです。この「弛緩性便秘」とは腸の蠕動運動が弱っているタイプの便秘で、乳酸菌がこれに効果を発揮してくれるメカニズムは前述の通りです。

乳酸菌の効果がない便秘とは
  • 「痙攣性便秘」
  • 「直腸性便秘」

の場合には腸内環境と便秘に関連性がないため乳酸菌が効かないのです。
「痙攣性便秘」とは、疲れやストレスが原因で腸が痙攣を起こし、所々がくびれた状態になって便を押し出せなくなる症状をいいます。また、「直腸性便秘」は便意を我慢するうちに段々便意そのものが麻痺してしまい便意を感じなくなってしまうことで起こるのです。

 

日本人に多いのはやっぱり弛緩性便秘

ただし、日本人の便秘で一番多いのは弛緩性便秘ですから、便秘で悩む人の多くは乳酸菌を試すことで便秘が改善される可能性は高いでしょう。もし便秘のタイプが違っていたとしても乳酸菌それ自体は体に良いものなので問題ありません。

乳酸菌の便秘改善効果まとめ

以上のことから、便秘に悩んでいる人はとりあえず乳酸菌を試してみる、という形で問題ないでしょう。ただし、一言で乳酸菌と言ってもその数は100種類以上もあり、それぞれに異なる特徴を持っています。

 

そのうえ人によってそのうちのどの乳酸菌と相性が良いかは異なる為、「○○菌が良い」という噂を聞いてもそれが自分自身に合うとは限りません。

 

従って、自分に合う乳酸菌を見つけるには、まず評判の良い乳酸菌から始めて1~2週間食べ続け、効果がなさそうなら別の種類のものに切り替えてまた1~2週間試してみるという方法をとるしかないでしょう。しかし前述の通り乳酸菌それ自体体に良いものなので、その価値はあります。

 

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